肩関節板断裂手術後の患者様へ
より安全・安心してシャワー浴ができます。

肩腱板断裂手術後の患者さんは、脇を上げた状態（外転位）を維持する必要があり、通常使用の装具は耐水性ではないため、入浴時に使用できません。浴室に台を持ち込んで腕を預けたり、脇にペットボトルを抱えるなどの方法では、最適な外転位の維持 に無理があり、危険が伴います。患者さんが「より安全に安心してシャワー浴ができるように」と現場から要望により開発しました。既に全国150以上の病院で導入実績があり、患者様にも安心してお使いいただいております。

【参考資料】
⇒ 肩外転装具ショルダーハーネスSHK-1（製造元：三田理化工業㈱）の製造継続の中止のお知らせ
⇒ 『第42回日本看護学会抄録集 看護総合(2011) 関節鏡下肩腱板断裂手術後患者のシャワー浴用装具の作成～安全・安楽なシャワー浴装具～』

• ベルトの長さの調整により外転位の調整が可能。
• 上腕固定ベルトにより腕の逸脱を防止。

  腕の状態保持が必要な患者様に対しては補助ベルトの装着も可能です。

• 耐水性で軽量かつクッション性に優れています。
• 水の拭き取り、乾燥、分解など取扱いが容易。
• アルコール・塩素系洗剤の使用可能により衛生面に配慮。